翻訳コンニャク

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【ネタバレ】食戟のソーマ275話【和訳/意訳】

元ページ:

readms.net


*こちらのページの内容を和訳(意訳)しております。

*実際の紙面とは言葉遣いは異なります。

【訳】

P1

田所 (鈴木先生...創真くんと同じ料理を作ってきた!ロースカツ定食!)

275話 面白い選択肢へ

P2

田所「そ、創真くん!」

創真「ああ、これは間違いないぜ」

創真「あんた!”おあがりよ”のセリフは俺のもんだ!頼むから俺の真似はやめてくれ!」

田所(なるほど...大事なことなんだね)

創真「そして全く同じ品まで出してきて...ただのトレースか?」

創真(本当に美作みたいなタイプだな)

鈴木「トレース?どういう意味だい?」

P3

鈴木「僕の包丁がたまたま君と同じ料理を選んだだけ。それだけの事さ」

創真「は?」

鈴木「でも、もちろん、僕の料理は君のものよりちょっと違うというわけではないよ」

鈴木「おいしさの全く異なる次元にある。君の料理はロースカツという枠を全く超えていない。」

田所「異なる次元?!」

鈴木「信じていないのかい?味わってみるといいよ。」

P4

創真「ふー、ふー、あーん。がぶっ」

P5

男1「申し訳ございません、堂島シェフ!えりな様はすぐ戻られると言っていたのですが...」

堂島「うむ、どうであろうと問題ない、今日降りかかってきている問題に取り掛かっている」

堂島(才波アサヒ...誰なんだ?唯一知っている人間。丈一郎。)

堂島(お前が日本を去った後、お前に何があったんだ?丈一郎。)

生徒1「え?!食戟?!」

生徒2「いや!そうは見えないぞ!どうであれ...」

生徒2「第一席が負けたらしい!料理勝負で吹っ飛ばされたらしい!」

P6

堂島「第一席?つまり、幸平がか?!」

P7

堂島「一体どうしたんだ?!おい、幸平?!ここで何があった?!大丈夫か?!しっかりしろ!」

堂島「田所くん!何が」

田所「一体何なの...あの...料理の力は....」

P8

【回想】

創真「もぐもぐ」田所「もぐもぐ」

創真(食感!風味!とても軽い、全くもって軽い!噛んだ瞬間、ソースが口の中を満たした瞬間...)

P9

創真(豊かな風味の圧力が襲ってくる)

創真(すげー美味しい...身体が...言うことを聞かない...)

創真「このソースは一体何なんだ?!」

鈴木「シャンティソース、軽やかでクリーミーなソースさ」

P10

鈴木「重たいクリームはホイップされて軽く、極限までふわっとさせ、西洋ネギの細切れとその汁を加える。細かくみじん切りしたタラゴンとケッパー、そして青ネギを加えて混ぜる。そして最後にタバスコ、塩、そして胡椒を少々。」

鈴木「幸平、君はカツの軽やかさを極限にまで高めた。揚げ料理がたいてい重たい料理になることを考え、料理を軽くさせた。鋭い洞察だが、浅い。」

鈴木「俺は超えた!俺はロースカツの軽やかな風味と食感をそのままにした!その代わりに、芳醇で重たいソースが舌と喉を包み込む。」

鈴木「もし何かを料理するならば、面白い選択肢を選びなよ」

P11

田所「その通りです!先生のカツは基本的には創真くんのものと同じ!でも、異なるおいしさの次元に昇華されている!軽さと重さが共存している!」

創真(この白いソースの重々しい風味が口の中を覆う...くそ...耐えらんねぇ...)

創真「うぐ!」

創真(この料理の圧迫感に吹っ飛ばされる...)

田所「そ、創真くん!」

田所「ううう!私もこれ以上耐えられない!」

田所(この雲のような軽快さ!とても軽やか!それでも、この力強い圧力...)

田所(揚げあがった陽気が吹き飛ばされる!)

P12

鈴木「勝敗は決まったみたいだね、違うかい?」

【回想終】

創真(このおいしさは本当に別の次元にある。全くその通りだ。しかし、この教師、一体誰なんだ?!)

創真(あらゆる料理の幅広い経験なくして、こんな料理は作ることができない)

P13

鈴木「...うーん...」

鈴木「気にしないでくれ。この包丁は君のものでいい。君は第一席のままだ。でも...」

鈴木「既に手に入れた包丁と比べると、君の包丁は下位互換だね」

創真「....!?」

創真(あの包丁!そんな....いや、そんな訳が無い!)

P14

創真(親父!?)

鈴木「じゃあな、”第一席”」

鈴木「君もね、”第十席” またね」

田所「へ?!」

鈴木「それじゃ!学園長を診療所に連れていかないと」

田所「ま...待って...」

鈴木「無理をするなよ、幸平。俺のすべてを詰め込んだ料理を完食したんだ。しばらくの間は立てないはずだ」

P15

鈴木「!」

P16

創真「俺と勝負しろ...もう一度...」

鈴木「ふむ...」

創真「....」

田所「そ...創真くん!」

P17

えりな「うーん...」

鈴木「おはよう」

P18

鈴木「お姫様」

 

続く